枝葉・幹・木根・竹まで ―「木」を余すことなく循環させる

枝葉・幹・木根・竹まで ―「木」を余すことなく循環させるリサイクルの現場

建設工事や土木工事、造成や伐採作業の現場では、枝葉や幹、木根、竹や竹根といった多くの木質系廃棄物が発生します。
一昔前までは「処分するしかないもの」として扱われることが多かったこれらの資源ですが、近年ではリサイクルによる有効活用が強く求められる時代になっています。

私たちは、枝葉・幹・木根・竹・竹根といった幅広い木質系資源を受け入れ、再資源化するリサイクルに取り組んでいます。

木質系廃棄物は「ごみ」ではなく「資源」

枝葉や幹は、破砕・選別を行うことで

  • 木質チップ

  • 堆肥原料

  • 燃料用バイオマス原料

などへと生まれ変わります。
また、処理が難しいとされがちな木根や竹根についても、専用の設備とノウハウを活かし、可能な限り再資源化を行っています。

「燃やす・埋める」から「循環させる」へ。
木を無駄にしない仕組みづくりが、環境負荷の低減だけでなく、持続可能な地域づくりにもつながっています。

年々増加する受入量が示す“現場からの評価”

こうした取り組みの結果、枝葉・幹・木根・竹類の受入量は年々増加しています。
これは単なる数量の増加ではなく、

  • 分別や搬入がしやすい

  • 現場の実情を理解した受入体制

  • リサイクル先が明確で安心できる

といった点を評価いただき、継続的に選ばれている証だと私たちは考えています。

特に近年は、公共工事や大規模造成工事においても、
「木質系廃棄物を適正に、かつ循環させたい」
というニーズが高まり、それに応える形で受入実績が拡大しています。

これからも“木を活かす循環”を地域へ

枝葉も、幹も、根も、竹も。
すべては自然から生まれた大切な資源です。

私たちは今後も、木質系リサイクルの受け皿として、
安定した受入体制と、確かな再資源化を通じて、
現場と地域、そして未来をつなぐ循環型社会の実現に貢献していきます。

木質系廃棄物の処理・リサイクルでお困りの際は、ぜひ一度ご相談ください。

お問い合わせはコチラまで!

なぜ滋賀県の建設廃棄物の処分費は上がり続けるのか

なぜ滋賀県の建設廃棄物の処分費は上がり続けるのか

― コスト上昇の正体と、現場で実際にできる対策 ―

「去年より処分費が上がっている」
「見積のたびに単価が変わる」

滋賀県内の建設業・土木業の方から、
こうした声を聞くことが年々増えています。

結論から言えば、
建設廃棄物の処分費が下がる要素は、ほとんどありません。
しかし同時に、
上がり方を抑えられる現場と、抑えられない現場があるのも事実です。

この記事では、
なぜ処分費が上がり続けるのか、
そしてその影響を最小限に抑えるために、何ができるのかを
滋賀県の現場目線で解説します。


処分費が上がり続ける3つの構造的な理由

① 処理施設・最終処分場は増えない

滋賀県では、

  • 環境規制
  • 住民合意の難しさ
  • 立地条件の制約

といった理由から、
新たな中間処理施設や最終処分場がほとんど増えていません。

一方で、
解体工事・改修工事・インフラ更新は今後も続きます。

つまり、

処理能力は横ばい
発生量は減らない

この構造そのものが、
処分費上昇の土台になっています。


② 「手間がかかる廃棄物」が増えている

近年の建物や構造物は、

  • 複合素材
  • 断熱材
  • 石膏ボード
  • 廃プラスチック類

など、分別・選別に手間がかかる廃棄物が増えています。

処分費は「量」だけで決まりません。
実際には、

  • 選別の手間
  • 作業時間
  • 人件費

が大きく影響します。

分別が不十分な廃棄物ほど、
結果的に処分費は高くなる仕組みです。


③ 「受けられる現場」が選別される時代

処理能力に限りがある今、
中間処理業者はすべての廃棄物を同条件で受けられません。

そのため、

  • 分別ができている
  • 事前相談がある
  • 段取りが明確

こうした現場が、
優先的に受け入れられる傾向が強まっています。

これは値上げというより、
“条件による差”が明確になったと言えます。


処分費が高くなりやすい現場の共通点

処分費が想定以上に上がる現場には、
次のような傾向があります。

  • 解体・施工と処分が完全に分断されている
  • 分別判断が現場任せ
  • 工事が始まってから処分先を探す
  • 見積時点で廃棄物の中身が整理されていない

この状態では、
処分費をコントロールするのは非常に難しくなります。


処分費を抑えられる現場がやっていること

ポイントはひとつ。
**「廃棄物を最初から工程として扱っているかどうか」**です。


当社ができること①

解体・施工段階から処分費を見据える

廃棄物は、
発生してからではなく、発生させる段階で差がつきます。

当社では、

  • 解体方法
  • 建物構造
  • 発生廃棄物の種類

を踏まえ、
処分費が上がりにくい工程を前提に計画します。


当社ができること②

現実的な分別基準の設定

「理想論の分別」は、現場を止めます。

当社では、

  • 処理施設として受入可能な基準
  • 現場で実行できる分別レベル

を踏まえ、
コストと作業負担のバランスが取れた分別方法を提案します。


当社ができること③

中間処理業者としての即判断

当社は、
産業廃棄物中間処理の機能を自社で持っています。

そのため、

  • 「これは分けた方がいい」
  • 「ここまでなら混合で問題ない」

といった判断を、
机上ではなく“実務ベース”で即答できます。

これが、
処分費のブレを抑える最大の要因です。


当社ができること④

相談から処理完了まで一貫対応

  • 工事前の事前相談
  • 見積段階での整理
  • 現場での分別サポート
  • 受入・処理まで

すべてを一社で完結できるため、
途中で条件が変わりにくいのが特徴です。


処分費は「結果」ではなく「設計」で決まる

滋賀県の建設・土木現場において、
処分費はもう運任せのコストではありません。

  • 事前に設計できる
  • 段取りで抑えられる
  • パートナー次第で差が出る

そういうフェーズに入っています。


まとめ|処分費を抑えたいなら、最初に相談を

処分費が上がる背景には、
業界全体の構造的な問題があります。

しかし同時に、

  • 解体
  • 分別
  • 中間処理

を一体で考えられる体制があれば、
不要なコスト上昇は確実に減らせます。

滋賀県で工事を続ける以上、
廃棄物コストは避けられません。
だからこそ、
「あとで処分」ではなく「最初から一緒に考える」
それが、これからの現場の標準になります。


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滋賀県の建設現場が「処分先で困らない」ために

滋賀県の建設現場が「処分先で困らない」ために

― 産業廃棄物の課題を、すべて一社で解決できる体制とは ―

滋賀県内の建設現場・土木工事で、
「廃棄物の処分先が見つからない」「急に受入を断られた」
そんな経験はありませんか。

実はこれ、現場や業者の問題ではなく、構造的な課題です。
そしてこの課題は、正しい体制を組めば、未然に防ぐことができます。


滋賀県の建設・土木現場が抱える廃棄物の課題

滋賀県では近年、次のような問題が重なっています。

  • 中間処理施設・最終処分場が増えない
  • 分別基準が年々厳格化している
  • 混合廃棄物の受入ハードルが上がっている
  • 解体工事に伴う廃棄物の多様化

その結果、

「工事は終わっているのに、廃棄物が出せない」
「段取りが崩れ、工期に影響が出る」

という事態が現実に起きています。


多くの現場がつまずく“分断された体制”

処分先で困る現場には、共通点があります。

  • 解体業者は解体だけ
  • 処分業者は処分だけ
  • 分別判断はすべて現場任せ

このように、
解体・分別・処理がバラバラに存在している体制では、
トラブルが起きた際に「誰も全体を見ていない」状態になります。


課題を一社で解決できる体制があるかどうか

処分先で困らない現場には、はっきりした違いがあります。

それは、
廃棄物を「点」ではなく「流れ」で管理しているかどうかです。


当社ができること①

解体段階から廃棄物を見据えた計画

解体工事で発生する廃棄物は、
解体の仕方で8割が決まると言われています。

当社では、

  • 解体内容
  • 建物の構造
  • 発生する廃棄物の種類

を事前に把握し、
**「処分まで滞らない解体計画」**を立てます。


当社ができること②

現場で迷わない分別の仕組みづくり

「分別してください」と言うだけでは、現場は回りません。

当社では、

  • 現場状況に合わせた分別方法
  • 無理のない分別基準
  • 受入可能な状態の明確化

を行い、
現場が迷わない形での分別提案を行っています。


当社ができること③

中間処理まで自社で対応できる強み

当社は、
産業廃棄物中間処理業者としての機能を持っています。

そのため、

  • 「この状態なら受けられる」
  • 「ここまで分けてもらえれば問題ない」

といった判断を、
その場で、現実的にお伝えできます。


当社ができること④

工事前の相談から、処理完了まで一貫対応

  • 工事前の事前相談
  • 解体・分別の段取り
  • 廃棄物の受入・処理
  • 処理後の対応まで

すべてを一社で完結できるため、
「どこに聞けばいいかわからない」という状態が起きません。


廃棄物は「最後の工程」ではありません

滋賀県の建設・土木工事において、
産業廃棄物はすでに工事計画の一部です。

処分先に困らない現場は、
「安い処分業者」を探すのではなく、
「最初から相談できるパートナー」を選んでいます。


まとめ|滋賀県で安定した工事を続けるために

  • 処分先に困らない
  • 工期が乱れない
  • 現場評価が下がらない

そのために必要なのは、
廃棄物を一貫して見られる体制です。

解体から処理まで、
滋賀県の現場を熟知した立場で、
すべてまとめて対応できる会社があることが、
これからの現場では大きな強みになります。

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「木」はどれだけ循環社会に貢献しているのか

「木」はどれだけ循環社会に貢献しているのか

──建設業が未来に残す“最も環境負荷の少ない建材”とは?**

近年、SDGsや脱炭素を背景に木材の価値が再評価されている。
だがその本質は「自然素材だから環境に良い」という単純な話ではない。
実は、木は “生まれてから廃棄されるまで、すべての段階で環境負荷が低く、循環に向いた素材” である。

ここでは、木材がどれほど循環社会に貢献しているかを、数字や事例を交えて深掘りする。


1|木材は「CO₂を固定したまま建物に残し続ける」唯一の建材

木材は、森林が成長する過程で光合成によってCO₂を吸収し、炭素として内部に固定する。
この炭素は、木が燃えるか腐るまでの間ずっと閉じ込められたままだ。

■ 木1m³(約0.5トン)が固定するCO₂

👉 約0.9トンのCO₂を吸収するとされている。

日本の平均的な木造住宅に使われる木材量(約30m³)で考えると、

📌 1棟で約27トンのCO₂を固定する計算になる。

これは、
・一般家庭の約2年分のCO₂排出量
・普通乗用車の約10年分の走行排出量
に相当する。

建てるだけでこれだけの炭素を固定する建材は、木以外に存在しない。


2|木は「製造エネルギーが圧倒的に少ない」

建材として比較すると、木材の製造にかかるエネルギーは驚くほど少ない。

🔹 製造過程で必要なエネルギー(比率)

材料 必要エネルギー(木材比)
木材 1
コンクリート 約6倍
鉄鋼 約40倍
アルミ 約200倍

木材は、伐って、乾燥して、加工するだけ。
一方、鉄鋼やセメントは高温炉を使うため膨大なエネルギーを消費する。

📌 CO₂排出が少ない → 建てた時点で環境負荷が低い。


3|木は最後まで「資源」として使い続けられる

木材の強みは、廃棄時にも現れる。

🔹 木材のリサイクルルート

  1. 古材(梁・柱)として再利用

  2. パレットや家具材に加工

  3. チップ化 → ボード材(MDF など)に再生

  4. バイオマス燃料として利用

  5. 土壌改良材(バーク堆肥・チップ)

木は、
💡 廃棄物 → 建材 → 燃料 → 土へ
という完全循環ができる稀有な建材だ。

日本の木くずの再資源化率

👉 約75〜85%
(廃木材の多くが燃料化・ボード材に再利用されている)

石膏ボードやプラスチックの混合廃棄物と比べても、圧倒的に高い。


4|解体した時に一番「資源として価値が残る」建材が木

解体現場では、木材は分別しやすく、再利用もしやすい。

🔹 解体時の木材の特徴

  • 釘・金物を除けば 単一素材

  • チップ化が容易

  • 焼却する場合もエネルギーとして利用できる

  • そもそも炭素を蓄えたまま燃やす(炭素中立)

金属やコンクリートと違い、化学処理や高度な分別が不要なため、解体コストも低い。

昔の日本家屋は「木組み」が多く、70〜80%の木材が建築資材として再利用されていた記録も残る。
現代で同じことをしようとすると、複合建材の増加が障害となる。


5|木造建築は地域経済にも直接的に貢献する

木材の価値は環境だけでは終わらない。

🔹 山側(森林)

・伐採 → 再造林により森林が若返る
・災害リスク低減(放置林より健全)
・林業雇用の維持

🔹 市街地の建設会社

・加工コストが低い
・軽くて施工が早い
・再利用しやすい

🔹 地域循環をつくる

木材は地域ごとに生産でき、輸送エネルギーが少なく、山から街へ「地産地消」が可能。

📌 コンクリート・鉄・化学建材にはない
**“地域で完結する資源循環”**を実現する。


6|木を使うことが「持続可能な建築」への最短ルート

まとめると、木が循環社会に貢献する理由は次の通り。

◎ 木は CO₂ を吸収して固定する(1棟で27tのCO₂)

◎ 製造エネルギーが金属の1/40、アルミの1/200

◎ 廃材になっても 75〜85%が再資源化

◎ 再利用・再加工の幅が圧倒的に広い

◎ 最終的に土へ戻る完全循環素材

◎ 地域経済も同時に循環させる

建材としてここまで環境負荷が低く、廃棄物になりにくく、再利用性が高い素材は木以外に存在しない。
これからの建設業・解体業・廃棄物処理業が目指すべき「循環型社会」の中で、木は間違いなく中心的な役割を果たしていくだろう。

日本家屋から学ぶ。

高性能建材の時代に、昔の日本家屋から学ぶべき “本当のリサイクル” のあり方

近年、建設業界では高性能で高耐久な建材が次々と登場し、住宅の品質・快適性は過去にないほど向上している。一方で、建材の複雑化と多素材化は、解体時の「リサイクルのしにくさ」という新たな課題も生み出している。

しかし、この問題のヒントは、実は 昔の日本家屋 にある。


1|現代の建材は“性能は高いが、リサイクルしにくい”

断熱性能・防火性能・施工性などは格段に向上した。
しかし、同時に複合素材や化学製品が増え、以下の課題が生まれている。

■① 複合建材は分別が難しい

例:
・サイディング(表面コーティング+基材)
・複層ガラス
・合板、集成材
・繊維強化プラスチック(FRP)
・断熱材(硬質ウレタン、フェノールフォーム等)

→分別に手間がかかり、再利用しづらい。

■② 劣化しない素材ほど「土に還らない」

鉄・アルミ・プラ・ウレタンは耐久性はあるが、自然分解しない。
大量に発生するのに、再生率が低い廃棄物が増えている。

■③ 施工は早いが、解体工程は複雑化

・ボンド固定
・隠蔽配線/配管
・面材による全面接着

→取り外して再利用するより、壊した方が早い。
その結果、建材が“再利用される循環”が断たれてしまった。


2|昔の日本家屋は「解体しやすく、資源循環型」の代表だった

一方、戦前〜昭和前期の日本家屋には、今の時代が失った考え方がある。

■① ほぼ全部が“単一素材”でできていた

・木
・紙
・土壁
・わら
・瓦(陶器)

→素材そのものが自然素材で、分解する必要がない。

■② 金物が少なく、部材が「はめ込み式」

木組み(ほぞ、込み栓など)が中心で、
釘をほとんど使わないため、分解がしやすい。

→結果として
・梁は再利用
・柱は倉庫や小屋に再利用
・畳や建具も他の家へ移設可能
・瓦は葺き替えて再利用

昔は、解体後に**“ゴミがほぼ出ない”**家だったと言える。

■③ 土に還る建材が多い

・土壁 → 畑や土盛りへ
・藁 → 堆肥
・木 → 薪・建材
・紙 → 再利用・燃料

自然物で構成されているため、廃棄物という概念が薄かった。


3|なぜ昔は“建設業=資源循環業”だったのか?

理由は2つある。

■① 作るより直す方が安かった

大工が部材を見て、削って、組み直し、直して使う時代。
だから、建築=循環が前提だった。

■② 建材が貴重で、廃棄する文化がなかった

瓦も柱も梁も資材価値が高く、
「捨てる」というより「次に生かす」文化だった。

現代の“使い捨て建材”とは正反対だ。


4|現代の建材と“循環”を両立させるために

昔に戻ることはできないが、昔の知恵を活かすことはできる。

◎① 分別しやすい施工を意識する

・接着剤を使いすぎない
・部材を取り外せる工法
・断熱材と構造材を分けて施工する
→解体時のリサイクル率が大きく変わる。

◎② 単一素材の建材を選ぶ

例:
・木質断熱材
・土壁風の自然素材内装
・金属サイディング(リサイクル可)
→複合材より再利用がしやすい。

◎③ 解体を“分別解体”として計画する

・木
・金属
・コンクリート
・断熱材
・石膏ボード
これらを事前に分けておくことで処分費を大きく削減できる。

◎④ 地域で“建材の再利用ネットワーク”を作ること

・古材販売
・建具の再利用
・家具への転用
・DIY材料化

建設会社や解体業者が中心となり、
地域循環型の建材マーケットを作れる時代になってきている。


5|まとめ:昔の家にあって、今の家にないもの

現代の建材は間違いなく高性能で快適だが、
「寿命後の行き場」を考えて作られていないという弱点がある。

一方、昔の日本家屋は
・単素材で
・直せて
・分解できて
・また使える

という“本当の循環住宅”だった。

持続可能な建設を進めるには、
技術革新だけでなく、昔の知恵を現代の建材に生かす視点が必要になる。

今昔を知る。

📘 昔の日本家屋は“ほぼ全部リサイクルできた”

― 現代の高性能建材との対比で見える、リサイクル問題の本質 ―

近年、建築資材は性能が大幅に向上し、
断熱・耐火・耐震・軽量化・省施工など、建物の質は飛躍的に高くなりました。

しかしその進化が、皮肉にも**「リサイクルを難しくしている」**という問題があります。

その理由を理解するには、
昔の日本家屋が“いかにリサイクルしやすかったか”
を対比させると非常に分かりやすくなります。


🟦 ① 昔の日本家屋は“単一素材”でできていた

→ 現代の建物は“複合素材”が増えすぎた

● 昔の家

  • 木

  • 土

  • 藁(わら)

  • 竹

  • しっくい

  • 石
    これらはほぼ 自然素材で単一構造 でした。

➡ 分別しなくても自然に還る
➡ 材料ごとに廃棄区分の判断も簡単

● 現代の家

  • 樹脂+金属の複合サッシ

  • アルミ蒸着フィルム付き断熱材

  • ガラス繊維入り不燃ボード

  • 各種接着剤、化学樹脂の多用

  • プラスチック+木材の複合床材

➡ 破砕しても分離できない
➡ 複合のためリサイクル工程を組めない
➡ 結果的に 混合廃棄物扱いで単価が上昇

性能が上がった反面、
素材の複雑化が処理を極端に難しくしているのが現状です。


🟦 ② 昔の家は「分解前提」で作られていた

→ 現代は「固定・接着・一体化」が主流

昔の家は木材が主役で、
・釘をほとんど使わない
・ホゾ、仕口、継手で“分解できる構造”
・柱・梁を再利用する文化があった

まさに

分解→再使用が前提の設計

だったと言えます。

一方、現代は

  • 接着剤で一体化された床材

  • ビス・釘・金物でがっちり固定

  • 外壁や屋根材の成型一体パネル化

  • サッシ周りの気密テープ・ウレタン充填
    など、

“壊したら素材が破壊される構造”

そのため、再利用はほぼ困難です。

➡ 昔:柱・梁・建具を再利用
➡ 今:破砕しないと分別すらできない


🟦 ③ 昔の家は「循環型の建材」

→ 現代の建材は「耐久性の裏で処理困難」

● 昔の建材

  • 木材:薪・炭・農具・家具へ

  • 土壁:また土に戻せる

  • ワラ:畑の肥料・縄・畳の芯材

  • 竹:柵・道具・燃料
    環境に負荷がほとんどなく、
    循環可能な素材で構成されていました。

● 現代の建材

  • 高強度コンクリート

  • ガラス繊維入りの防火ボード

  • 樹脂サッシ

  • 防蟻・防腐処理材

  • 難燃性プラスチック

これらは性能は高いものの、
再利用も分解も難しい非循環素材が中心。

特に
・断熱材
・複合フローリング
・複合屋根材
はリサイクルが非常に難しく、
結果として混合廃棄物の中でも処理単価の高い部類に入ります。


🟦 ④ 昔は“解体=材料の取り出し”

→ 今は“解体=廃棄物の処理”

昔の解体は「古材を救出し、次の家へ使う」ことが目的でした。

実際、古民家ではこんな再利用が当たり前でした。

  • 柱 → 新しい家の梁・柱へ

  • 建具 → 建具のまま別の家に移設

  • 畳 → 別の家へ再利用

  • 床材 →洗って再使用

今の家は建材が均質化され、
塊として再利用するのはほぼ不可能。

また、住宅の解体では

  • 防水シート

  • 気密テープ

  • 接着剤

  • 樹脂系建材

  • 断熱材

  • 石膏ボード
    が混ざり、大量の混合廃棄物が発生します。


🟦 ⑤ では、リサイクルの観点でどちらが優れているのか?

結論は明確です。

🔵 昔の家屋

リサイクル率:極めて高い
構造:分解しやすい
素材:自然素材中心
廃棄:自然に還る/再利用できる
CO₂:極めて少ない

🔴 今の家屋

リサイクル率:低下傾向
構造:複合材+接着剤で分解困難
素材:人工素材・化学素材が多い
廃棄:リサイクル困難・混合物増加
CO₂:処理工程で排出量増

つまり
「高性能化」=「リサイクル性の低下」
という構造が生まれているのです。


🟩 まとめ:性能向上は必要。しかし、循環型の設計思想が求められる時代へ

今後、産廃の世界では

・分解しやすい建材

・単一素材で作れる高性能建材

・再利用しやすい部材

が求められる時代に入ります。

建築業界と産廃業界が共通して意識すべきことは、

「建てる段階で“壊す時”を設計に組み込む」

という、昔の日本家屋にもあった考え方です。

建築の進化と、環境対応の両立が必要な時代になっています。

性能がすべて?葛藤の日々。リサイクルについて考える。

📘 近年、品質や性能の高い建築資材が増えている一方で…

― 現場で増える“処理しづらい廃棄物”という新たな課題 ―

近年、建築・土木の現場では、高性能で耐久性の高い建材・部材が次々に登場しています。
断熱性能の向上、軽量化、省施工、耐震性、耐火性、メンテナンスフリーなど、
建物の品質向上に大きく貢献しています。

しかし、その裏側であまり語られないのが

「処理が難しい産業廃棄物が増えている」という現場の実態です。

建材が高機能化するにつれて、産廃処理業者の負担が増え、
結果として廃棄コストが上昇するケースも多くなっています。


🟦 ① 複合素材の増加で、従来の処理が通用しない

高性能建材の多くは、
・樹脂+金属
・樹脂+ガラス
・無機+有機材料
など、「複合材料」が増えています。

これは建築性能を上げる一方で、
破砕しても分離しにくく、資源として再利用できないという問題を生んでいます。

代表例

  • 高性能断熱材(発泡+特殊フィルム)

  • 複合樹脂サッシ

  • 不燃化加工された建材

  • カーボン素材を含む部材

処理業者の選別ラインだけでは取り扱いが難しく、
埋立処分扱いになり単価が上がる原因に。


🟦 ② 耐久性向上=壊れにくい=処理しづらい

建材が「壊れにくい・腐りにくい」方向へ進化していることも、
本来メリットであるはずが、廃棄時にはデメリットとして現れます。

例

  • 高耐久フローリング(樹脂+無垢材+UV硬化塗装)

  • 高耐火性能ボード(硝子繊維入り)

  • 高強度コンクリート(破砕コスト増)

強度が高い=破砕が難しいため、
処理コストが従来品に比べ2〜5倍になるケースもあります。


🟦 ③ 省施工商品は「余材」が増えやすい

住宅メーカーや現場では施工効率向上のため、
「規格化された大型部材」「一体成型品」などが増えています。

しかしその結果、
端材・余材が大きくなりがちで、産廃量が増える傾向があります。

  • 一体型の屋根材・外壁材

  • 大型パネル

  • モジュール化された建材

カット部分が増え、混合廃棄物の比率が高くなることも。


🟦 ④ 新素材は“リサイクルルートが確立していない”

新商品は次々登場しますが、
産廃処理の世界は急には対応できません。

新素材は
「安定した受入先がない」「処理方法が確立していない」
という課題を抱えることが多く、

結果的に
「処理業者が嫌がる ⇒ 単価が上がる」
という流れになっています。


🟦 ⑤ 高性能建材の普及が、産廃コストを押し上げる理由

これらの要因により、建設・土木現場では
“素材の進化”と“処理の困難化”がセットで進行しており、
産廃処理費の上昇に直結しています。

建設現場では今後、

・どの資材が処理しづらいのか

・どう使えば廃棄量が減らせるのか

・現場段階で分別して単価を下げられるのか

といった視点がより重要になっていきます。

瓦チップを御購入いただき、誠にありがとうございます!

今回は瓦チップをご購入いただきましたお客様の施工例と紹介をさせていただきます。

新しくお店をオープンするとお客様からご連絡いただき、お店の周辺に景観や雰囲気がマッチするとの事で瓦チップの購入をいただきました。

お店の入り口から奥のスペースまで瓦チップをお客様自身で施工されました。ご購入にあたり、弊社のプラントに送るまで瓦チップを購入に来ていただき手作業で敷き詰めたとの事でした。施工もキレイに作業されており、お店の外観と瓦チップがいい雰囲気を作り出していました。

炭火焼小屋として新鮮な海鮮をご提供されるお店で店名が

「おやふこう」の文字を反転された店名で

「おやこうこう」と読むとお客様からお聞きしました。

店内も全てお客様自らDIYで作り上げたとの事で、おしゃれで雰囲気のある店内となっていました。

 

テーブル席も工夫された作りとなっており、来店客がワイワイ楽んでおられる風景が目に浮かびます。

この度は瓦チップをご購入いただき、誠にありがとうございました!

お客様に承認をいただきましたので店舗情報をご紹介させていただきます!

▼店名

炭火焼小屋「おやこうこう」

▼グランドオープン

10月20日(土)17:30~

▼住所

〒521-0001 滋賀県米原市朝妻筑摩1789

▼電話予約

090-3920-0855

▼営業日

木曜日・金曜日・土曜日・日曜日・祝日

日本の空き家の現状 と 直面している課題について考えてみた

📊 日本の空き家の現状

  1. 数の増加

    • 総務省「住宅・土地統計調査(2018年)」によると、全国の空き家数は 約849万戸。

    • 住宅全体の 13.6% が空き家。

    • 1963年の調査開始以来、一貫して増加している。

    • 2023年時点では推計で 900万戸を超えた とも言われている。

  2. 種類別内訳

    • 賃貸用住宅の空き家:約432万戸(賃貸需要の減少やミスマッチが原因)。

    • 売却用住宅の空き家:約29万戸。

    • 二次的住宅(別荘など):約38万戸。

    • その他の空き家:約349万戸(長期不在、放置、管理されていないものが多い)。

  3. 地域的特徴

    • 都市部 → 賃貸用の空き家が多い。

    • 地方 → 相続後に使われず放置された「その他の空き家」が多い。

    • 特に人口減少の進む農村部や中山間地域では深刻。


⚠️ 空き家に関する主な課題

1. 防災・安全上のリスク

  • 老朽化による倒壊の危険。

  • 放火や不法侵入のリスク。

  • 台風・地震時に周辺へ被害を及ぼす可能性。

2. 衛生・景観の悪化

  • 雑草や害虫、害獣の発生。

  • ゴミの不法投棄場所になりやすい。

  • 景観を損ない、地域の価値を下げる。

3. 資産価値の下落

  • 空き家を放置すると建物だけでなく土地の評価も下がる。

  • 近隣の不動産価格に悪影響。

  • 資産として活用されず「負動産」化するケースが多い。

4. 管理責任の不明確さ

  • 所有者が遠方に住んでいる。

  • 相続で権利者が複数になり、合意形成が困難。

  • 誰も管理しないまま放置される。

5. 利活用の難しさ

  • 築年数が古く耐震性・耐火性に問題あり。

  • リフォームに高額な費用がかかる。

  • 立地が不便で需要がないケースも多い。

6. 制度面の課題

  • 「空き家対策特別措置法(2015年施行、2023年改正)」により危険な空き家には行政代執行や固定資産税優遇の解除が可能になったが、
     👉 実際に活用や流通まで結びつけるにはまだ十分ではない。


💡 まとめ

  • 日本の空き家は 増加傾向にあり、全国で900万戸規模。

  • 放置されることで 防災・治安・景観・資産価値低下 といった問題が発生。

  • 背景には 人口減少・高齢化・相続問題・リフォーム費用負担 などがある。

  • 法制度は整いつつあるが、まだ 「活用」につながる仕組み不足 が大きな課題。

 

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草の処分、滋賀県全域から受入可能です!

草の処分、他市町村からも受け入れ可能です

「草は発生した市町村でしか処分できない」――そう思っていませんか?
確かに、刈草や雑草などの草は一般廃棄物に分類されるため、基本的には発生した市町村内で処分するのが原則です。ですが、当社では区域外搬出の許可申請を各市町村と事前に行うことで、他の市町村で発生した草も受け入れ可能にしています。


区域外搬出とは?

「区域外搬出」とは、一般廃棄物を発生した市町村の外に搬出して処分するための特別な許可制度のことです。
一般廃棄物(草・木くずなど)は廃棄物処理法により、原則として発生した市町村内で処理することが定められています。しかし、発生した市町村に処理施設がない場合や、処理が困難な場合には、市町村が許可を出すことで、他市町村の施設へ搬出・処分することができます。

当社ではこの手続きを適正に行い、法令に基づいた処分を実施しています。


受け入れのメリット

  • 発生した市町村に処分施設がない場合でも対応可能

  • 工事現場や大規模刈り取り現場からの大量搬入もスムーズ

  • 搬出先の分散により、現場作業や運搬スケジュールの柔軟性が向上


ご利用の流れ

  1. 発生場所(市町村)と搬入量を確認

  2. 区域外搬出の許可申請の手続き

  3. 許可取得後、搬入スケジュールを調整

  4. 当社施設での受け入れ・処分

「草はその市町村でしか処分できない」という思い込みでお困りの方、ぜひ一度ご相談ください。当社が法令遵守のもとで、安全かつ確実に受け入れ処分いたします。

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