今回取り上げるのは解体工事完了後の整地及び仕上げについてです。
よく質問されることがあるので今回取り上げてみましたが、解体工事完了後の更地をどう仕上げするかなんて普段ほとんど考えないと思いますので以下の3つのパターンに分けて解説してみます。
①一番多いのは現有土での敷き均しです。これはその解体工事をした敷地内にある 土を均等に敷き均して仕上げるだけなので費用も一番安くつきます。解体後にすぐ 建物を新築したり、他の用途に使用する場合はこのパターンが多いです。
②次に多いのは現有土で敷き均した後に砂利や砕石での敷き均しです。砂利や砕石を敷き均すだけでも現有土のみの敷き均しに比べて見栄えがかなり良くなります。費用は少しかかりますが、雑草が生えてくるのを少し抑えることができるので、工事完了後に特に土地利用せずにそのままにする場合等はおすすめです。
③最後は防草シートを敷いての仕上げです。これは現有土にて敷き均した後に防草シートを敷いて仕上げます。②でも取り上げましたが工事完了後の土地利用がなく、そのままの状態にする場合においてはこの方法が最もその後の労力をかけなくて済みますし、見栄えも一番いいでしょう。費用面では一番高くなりますが、向こう10年ぐらいは雑草が生えてくるのを防げるので、その土地に行って除草作業をする必要がありません。工事完了後数年以上そのままにしておく場合であれば、この方法が最も効果的かもしれません。
以上、解体工事完了後の仕上げについて簡単に解説させていただきました。
少しでも皆様のご参考になれば幸いです。
今後も解体工事や廃棄物処理等について役立つ情報があれば随時発信していきたいと思います!ではまた!